わたくしごとですが、来月の春分近くに実家で法事があります。
祖父の三十三回忌を迎えるにあたり、祖母の法事もこれを最後にすると決まりました。
最近は三十三回忌まで法要をする家庭も少なくなったと聞きます。私の実家がある地域では、お墓やお仏壇への力の入れようがものすごいのです。
昔、『わたしは~そこにはいません~♪』という歌がありましたね。

お墓やお仏壇の前に行って手を合わせることができなくても、
その人たちが確かに存在していた事実があり、そのお陰で今私が存在していることを感謝し、
日々を大切に生きることが一番の供養だと考えています。
でも、見えないものだから、わたしたちはついつい忘れてしまいます。
だから形あるものを置き、時間を作ることで、きちんと思いを馳せることができるように
こういった文化が生まれたのではないでしょうか。(あくまで個人的考察ですm(__)m)
ただ、どの国、どの民族も、どの宗教も、亡くなった方を供養するという伝統があり、
やはり見えなくなった命を放置すると良くないということは明白です。
形や作法は後付けされたものです。
何においても形式的にただやるだけよりも、意識・心をどこに向けて行うのかが大切ですね。

ハタヨガにおいては『身体・呼吸・意識』の統一を図らいます。
その状態が一番人は心地いいからです。
ビジネスや、行動心理学の世界などでは、『行動×心=結果』と言われます。
これはヨガにももちろん当てはまっていて
がむしゃらにポーズを100やっても、意識が0だと結局0。
心の扱いをどれだけ学んでも、現実で使う身体のケアが0ではやはり0。
難しいポーズに挑んでいくことも楽しみながら、そこへのこだわりが緩んだ時に
突然できることがあります。
ただ立つ、ただ寝転ぶ、ただ呼吸する、ただ手を合わせる。
ただ、がヨガでは沢山あります。
ただ、の中に意識を巡らせる。これだけであなたのヨガに深さが生まれます。
行動100×心1=100
行動1×心100=100
どちらも結果は同じ。どちらも自由に自分で選ぶことができることを知っていることは、
可能性を大きく広げてくれるのではないでしょうか☆

春分の日瞑想
3/20(木)17:30~19:15 @Studio・Onlineハイブリッド
・
自然界が中庸になる春分点18:01に、みんなで瞑想しませんか?
本心を見つける、ちょっと楽しいワークもご用意しています♪
行動に偏りがちな私たち。行動には頭で考えることも含まれます。
思考から離れて、ご自身を俯瞰する誘導瞑想で、宇宙のリズムを味方につけて心地いい時間を過ごしましょう。
⋄2チケットor4,000円