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わたしの本心と出会う練習

梅雨が明けて、青空がきれいな日が続いています。

最近は龍の形をした龍雲を探すのがちょっとしたマイブームになっています。

white clouds

雲の種類は10種類!皆さんご存じでしたか?

さらに呼び名や珍しい雲も合わせるとになると、実に20以上も雲の表現があるということ。

エスキモー語では雪の表現が9通り。日本語では一説によると雨の表現が400通り!!

人は自然現象の中に美しさを見出して、それを微細なニュアンスで表現しようとしているのだなぁと思います。

私たちの中に生まれる感情にも、様々な表現がありますね。

喜びやイライラと一言で言っても、その言葉の中にはグラデーションがあります。

「喜び」…嬉しい。楽しい。愉快だ。満足している。ウキウキしている。

「イライラ」…むかつく。不愉快な。欲求不満。腹が立つ。不快感がある。

など。皆さんはどれ位思いつきますか?

ちなみに、インドではナヴァ・ラサといって、9つの感情表現があります。

インド古典音楽の世界では恋情滑稽笑い悲しみ怒り勇ましさ恐れ嫌悪驚き平和の9つの感情(ナヴァ・ラサ)があるといわれ、音楽家はこのラサを正しく表現しなければならない。

・・・(中略)ダンサーは舞台で感情を表現し、観客はそのダンサーの感情表現に感動する。ここに一種のカタルシスが生まれる。これを「ラサ」といい、「ナヴァ」はダンサーの舞台における基本的な9つの表情をいう。

Wikipedia

自分をよりよく知りたい。誰もがそう願います。

その時、自己啓発本を開くよりも前に開くべきものがあるとヨガに教えてもらいました。

あなたの心を開いてみてください。

今自分が何を感じているか。聞いてあげてください。

モヤモヤしている時、行き詰まった時、違和感を感じる時こそ、です。

多くの人は不都合が起きた時に、その出来事に対して敵対心や嫌悪感を覚えて、その対象物を攻撃したり避けたりしてその場しのぎで終わってしまいます。

そしてまた似たようなことに出会っては怒って・・・の繰り返しです。

そんな時こそ、目線を向ける矢印は外ではなく、あなた自身。

感情というものには、社会的にはネガティブ・ポジティブと分けられていますが、本来全てが同等であり、良いもの悪いものなんてものはないのです。

分け隔てているのは自我意識や社会の集合意識が作り上げた大脳の働きでしかありません。

全部感じて良し!なのです☆

避けたい感情や、蓋をしたい感情も、大切な親友と向き合うように見てあげてくださいね。

ぐ――――っと、頑張って探そうとしなくていいんです。

ハッキリスッキリしないうちは急ぎたくなるけれど、信頼して待つ。

水底からゴミが浮かんでくるのを搔き混ぜずにじっと待つように、静かにその感情が浮上してくるのを待ちましょう。

表面的に思っていることの、その裏にある感情に気づけたとき、「わたしはこんなことを感じていたんだな」「わたしはこうありたかったんだな」という本心や望みが見えてきます。

誰かに、社会に、巻き込まれっぱなしだったけれど、自分と対話した上での選択が当たり前にできるようになり、いつしか自分への信頼が深まっていったように思います。

社会活動の10分の1でもいいから、意識を自分に戻してきてあげてください。

自分を置き去りにしたまま、本来の自分に出会うことなどありえないのですから。


【瞑想始めてみようかな…】

身体の不快感を軽減してから10分~15分静かに坐るクラス。

毎週水曜18:45~/毎週土曜13:30~ ハタヨガディープクラス

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