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記憶の中で繰り返し傷つく

先日行った小千谷の片貝奉納まつり。

世界一の大きさを誇る四尺玉の花火を楽しみに行ってきました!

と・ところが・・・

なんと地上近くで爆発して、上がらずにドーム状に開いてしまった…

私と夫は初めて来るお祭りだったので、え?これで正解なのか?とも一瞬思ってしまいましたが。。。

周りがザワついて

「えーーーっ?!失敗~!!?」

とあちこちで声が上がっていて、状況を呑み込みました( ゚д゚)

音も地響きも凄かったし、キレイに打ち上がった四尺玉を知っている人からしたら本当に残念だっただろうなーと思います。

記憶がある人は悲しい思いが強く

記憶の無い私達はさほどショックを受けず

この「記憶」についてもヨーガ・スートラでは触れています。

その前に、大前提として。これね。

心の作用を死滅することが、ヨーガである。

ヨガとはなんや?っていうのをヨーガ・スートラではいっちゃん初めにズバッと言っております。

で、その心の作用には5つあるのですけど

正知・誤解・錯覚・睡眠・記憶

とあります。

ここに、「記憶」というのが出てくる。

他の4つ、またいつかお話できればします。

記憶は、心の中に刻印されて、後日それを望む時
あるいは望まない時でも、表面に浮かび出てくる。
き記憶は、二通りの仕方で浮かび出る。
一つが夢で、もう一つは白日夢。
両方とも、形成されてのち徐々に心の奥へと沈み、
何らかの理由で再び活性化された時に表面に
浮かび出る“印象”である。

今ここで起こっていない事に心が向いてしまうってことよくあります。

思い出し笑い、とかもそう。

失恋の傷を癒すために一人旅に出て、素敵な景色に出会っても、心は彼と別れた傷ばかりを眺めては悲しい気分になる。せっかくの旅行も楽しめず…とか。

傷心旅行は行ったことないですが、思い出してはまるで今その出来事がやってきたかのように悲しくなることはあります。

記憶の中で何度も傷つくのです。

内なる平安を保つには、この記憶を含め、5つの心の動きを自分でハンドリングできるようにする必要があるということです。

このあとその方法についてヨーガ・スートラでは続きます。ここが実は一番私の好きなところ。超納得!なお話に続くのです♡︎

思い出は大切に。

だけどそれ以上に、今目の前で起こっていることを大切に。

記憶に気分をコントロールされるのではなく、私の体の内側で起こっていることは、私がコントロールしていかないといけません。

繰り返しの、呼吸と動作のコントロールの練習がそれに繋がっていくんです。

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